数年ぶりにクチャンベツ沼ノ原登山口に至る層雲峡本流林道が6月27日に開通いたしました。
林道の開放に関しては林野庁が整備して開放となるものです。
そこからの登山道は6年間笹刈りが行われていなくかつ林道が不通だったので誰も通らず、歩道は最悪状態だろうと予測はしていました。
そこで関係行政に相談したのですが、うちの路線ではないとか、予算がないとかの返答しかないく困りました。
この路線は行政がいりくんでいます。登山口から沼ノ原の木道までが上川振興局で沼ノ原の新しい木道は環境省、そこを過ぎて古い木道から五色岳までは十勝振興局、で全体は国立公園特別保護地区、土地は国有林なので林野庁細かくいえば、上川中部森林管理署、五色岳山頂手前は新得森林管理署で行政区画では上川町とややこしい状況です。
このままでは今シーズンはこのままになると考えて、無償で笹刈りをする事にしたのですが、今度は自分で笹刈りの承認やら了承や許可申請やらをやらなければならなくなり7月3日に下見して速やかに報告したものの、作業開始までの手続きで1週間かかりそこの労力がかなり無駄な、時間を使ってしまった感じがします。
ようやく13日から作業開始ができました。
写真ではなかなか伝わりにくいですが、想像を絶する程の笹藪に苦戦しましたが、1日目で一気に沼ノ原木道を越えて五色の水場までいきました。12時間要したが
翌日2日目は一気に水場までかけあがり、その上から五色岳山頂までを目指し笹刈りを開始しました。水場の先の急登を登った先はこんな感じで人が隠れる程のボリューム
この日は私は水場からの急登を担当しましたが、登山道は掘れて深く笹は頭の上にあるので、常時機械を真上に向けて振りまくりでした。
上の写真のようにbefore afterです。2日目は五色ヶ原木道付近まで終了して、山頂まで偵察に行ったスタッフの情報で手バサミに対応することになり下山、
最終日の3日目は登山口から刈り直しを点検しながら、刈り上がり部隊と五色山頂まで行って手バサミにジョキジョキと倒木処理して、その木で椅子を作成して合わせて段差高過ぎを玉切りを利用して階段にして終了しました。
後は秋にでもまた刈り直ししたいと思いますが行ける余裕があるかなーというところです。
これから各行政に対して報告書を作成しなければなりません。これまた大変な労力ですよね。ボランティア事業ですがなかなかの作業内容でした。